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『百万円と苦虫女』 [映画]

いい映画です。遅くなりましたが見ました。
自分を見つめたくない、他人とかかわりたくない主人公が最後に少し変わるお話です。

ストーリーもいいのですが、なんといっても蒼井優がかわいいです。蒼井優ありきの映画ということで全編を通して綺麗に映っています。



以下長い感想です。



他人を通して見える自分が嫌いでしょうがなく、他人と関わらないで生きようとするものの、開放的な海でも、辺鄙な山でもそれぞれの形で、いやおうなしに他人と関わることになります。当たり前といえば当たり前。この部分、これ以上ないくらい対照的に描かれていたのが面白かったです。見ていてやりすぎだなーと笑ってしまいました。

最後の街で気を許せる人と出会いますが所詮他人です。(少々強引な)すれ違いが重なり街を去ることになります。
ただ、実家に残した弟の成長が自身の成長にも繋がり、最後のシーンに繋がっていきます、、、

この最後のシーン、私はこのあと亮平が鈴子に追いついたと思って見てました。もともとストーリーとしてはベタドラマなわけですから、最後はラフな感じにしたのかなと。見た人に聞いたり、ネットで感想を見たりすると、会えなかった、分かれたままと捕らえてる人が多く、意外な感じでした。

またこの場面では、最後ですよ!ということなのか蒼井優がものすごく綺麗に大写しされるんですよ、森山未來もかっこよく大写し。映画館で見られて良かった、、、と思ったのでした。


百万円と苦虫女

百万円と苦虫女

  • 作者: タナダ ユキ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本



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