『ゴールデンスランバー』

見てきました。面白かったです。

面白かったんですけど、いくつか不満が、、、いや不満というか、不満じゃないけど言いたいことが、、、これ、伊坂ワールドと言ってしまえばそれまでなんですが、、、

ネタばれな感想の前に映画としてはどうだったかというと、本当にすごかったです。息もつかせぬ展開というか、どんどん話が展開して、登場人物それぞれ個性があってひきつけられて飽きさせません。



（以下ネタばれ）

主人公負けっぱなしじゃないのか？
いやそうじゃない、昔の仲間が困難を顧みず主人公を救おうとし、そして救う、それがいいんじゃないか？それがこの映画のキモでしょ、最後のシーンを思い出してよ。あとゴールデンスランバー、これがテーマの映画であって公権力相手に勝つ負けるなんてのはテーマじゃない、そういうのは他の映画の話になるでしょ、、、

勧善懲悪な洋画に慣らされたためか、盛りあげるだけ盛り上がったあとの祭りの哀しさが応えたというか、エピローグに友人のひとりがでていなかったからきっと彼とは連絡を取り合ってるんだ、、、などと想像を膨らませながら帰る感じになりました。
ほんと敵役のにくったらしさといったら。その割にあっさり退場するので、すかっとしきれなかったんですよね。

と、ここまで書いてきてこの感じ『虹の女神』を見た時に、なんでこういう話になる！という感情移入過ぎて変な感想をもってしまったときと似てるなと思いました。

それにしても竹内結子は本当にかわいいです。